契約日は、アリー氏に連れられて、売主である不動産業者さんの事務所に伺いました。
この日の持ち物は
- 現金
- 認め印
- 本人確認書類(免許証、パスポートなど)
- 住民票(発行から3カ月以内)1通・・・登記に使うため
でした。
不動産取引には「実印」が必要では? と思いがちですが、買う側は認め印でOKだそうです。 ※ただし、住宅ローンを組む場合には、借入契約のために実印・印鑑証明書が必要です。
現金の内訳は・・・
- 売買代金(全額)
- 諸費用① 固定資産税日割り分
- 諸費用② 仲介手数料
- 諸費用③ 印紙代
でした。
ここで諸費用について、ちょっと解説。
【諸費用① 固定資産税日割り分】 固定資産税は、その年の1月1日時点で、土地や建物を所有していた人に納税義務があります。 不動産を売却しても、納税義務がなくなるわけではありません。 そこで、売買時に「日割り計算」し、売主買主双方で負担するのが慣例となっているそうです。
【諸費用② 仲介手数料】 仲介手数料は上限が法律で決められています。
売買価格(消費税を含まない金額) | 仲介手数料の上限 |
200万円以下の部分 | 取引額の5%+消費税 |
200万円超 400万円以下の部分 | 取引額の4%+消費税 |
400万円超の部分 | 取引額の3%+消費税 |
基本的には、上記の金額が適用されるケースが多いでしょう。
【諸費用③ 印紙代】不動産売買契約書には、物件代金に応じた「印紙」を貼らなくてはいけないそうです。 2014年から2020年3月31日まで、軽減措置が適用されています。 <国税庁:不動産売買契約書の印紙税の軽減措置> https://www.nta.go.jp/law/shitsugi/inshi/08/10.htm
さて、
わが家の場合、物件代金と諸費用をすべて合わせても200万円に届かない金額でした。
それでも、普段なかなか持ち歩くことのない大金にドキドキ。
移動中はバッグを肌身はなさず、握りしめていました。
契約時の様子は、また次回。