ドクダミの花盛りは5~6月。お茶にするならこの時期がチャンス
5月下旬にフクロウの家に行ったところ、ドクダミが花盛りを迎えておりました。
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ドクダミと言えば、ドクダミ茶!?
飲んだことはないけど、作ってみることに。
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調べてみると、ドクダミは別名「十薬」とも呼ばれ、さまざまな薬効があるようです。
生葉は虫刺されや皮膚疾患に効く。
乾燥させたものは、利尿、便秘解消、高血圧の予防、動脈硬化の改善などが期待できるそう。
ドクダミ茶にするなら、花が咲く5月下旬から6月ごろが適しているらしいです。
ちなみに、花びらのような白い部分は「がく」。
真ん中のクリーム色の部分に、小さい花がたくさん咲いているのです。
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ドクダミ茶の作り方。洗って、干して、乾燥させる
ふだんは電動草刈機を使っているのですが、今回は手作業で「収穫」しました。
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とはいえ、当然ほかの雑草も混ざるので、あとで選り分けます。
ドクダミだけをまとめたものがこちら。
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洗って、束ねたものがコチラです。
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正直、洗うのが面倒で、だいぶ量を減らしました
作業中は、ドクダミ独特の冴えた臭いが部屋に漂います。
軒先に干します。
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1日干した後には、ドクダミ特有の臭いはだいぶ和らいでいましたが、まだ「生乾き」という感触。
帰宅して、さらに1週間ほど、部屋干しで乾燥させました。
ちょうど梅雨入り前だったこともあり、カサカサに乾きました。
独特の臭いは消え、「草」って感じの臭いです。 これで、8グラムほど。
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市販のドクダミ茶では、乾燥後に焙煎している商品もありましたが、
まずは無焙煎で飲んでみることにします。
無焙煎ドクダミ茶を飲んでみる。1グラムを200mlの急須で入れる
10グラムを600mlで煮出して飲むのが良い、というサイトも見つけましたが、
味が不安なので、 今回は、恐る恐る、1グラムを約200mlで、急須で入れてみます。
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急須に入れるため、キッチンばさみで切りました。
フタをして、蒸らすこと10分。 茶葉をケチっているから、明らかに色が薄いです。
さらに5分おいても、ほとんど色が変わらなかったので、あきらめて飲んでみます。
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急須のフタを開けると、復活したドクダミ臭が主張してきます。
生のドクダミより、ちょっとアロマな感じです。
自家製ドクダミ茶の味!上品な香りと、ほのかな干し草感
では、自家製ドクダミ茶をいよいよ実食します。
香りは、なかなか上品です。
凍頂ウーロン茶のような甘い香りの向こう側に、うっすらとドクダミ風味が冴えています。
これは、味もそこそこ期待できるのでは!?
口に含んでみると、そこはかとない干し草の香り。
その後に、うすーい中国茶のような、まろやかな甘みと酸味が広がります。
ごくりと飲み干すと、最後の後味は、また干し草です。
お茶として飲む限り、ドクダミ臭はまったく気になりませんが、美味しいというよりは、干し草っぽい…かなぁ。
常飲する気にはなれないけど、薬効があると思えば、たまには飲んでも良いかも。
あと7グラムほどあるので、次回は焙煎にも挑戦してみたいと思います。